横須賀・浦賀・横浜観光 1

横須賀の海と海軍カレー




会津←→東京フリーきっぷで行きました。
宿と新幹線セットで13,800円と、とてもお得な価格です。

会津デスティネーションキャンペーン(※)中なので、
会津若松駅構内はどこもかしこも、キャンペーンキャラクターの「あかべえ」が一杯です。

※JR六社と会津との提携で行われる、一大観光キャンペーンのことです。
(2005.7.1〜2005.9.30)






早朝6:00発の磐越西線で郡山駅に向かいます。
電車もホームもあかべえが一杯です。






郡山駅からは新幹線に乗り換え、東京へ向かいます。
郡山駅でも、かなりの規模で会津あいづ言ってくれていて驚きました。


さらに、東京駅でもかなり「会津」で驚きました。
どこに行っても会津なので、会津から出た感じがしませんでした(笑)

デスティネーションキャンペーンって、郡山や東京を見た限りでは予想以上の規模なのですが、一体いくらかかっているんだろう?







11:00過ぎに、ようやく横須賀駅に到着です。
若松から5時間かかりました。
会津藩士はこんなに遠くで海防に当たっていたのか・・・
本当にお疲れ様です(^^;

駅前にはカレーを持ったかもめが居ました。スカレー君だそうです。
かもめの台座にはカレー屋のチラシが入っていたので、
昼はそこでカレーを食べる事にしました。






かもめの台座。


カレーの街よこすか

日本のカレーライスは、開国を機にインド風ではなく英国風カレーとして伝えられたとされています。栄養バランスのよいカレーは明治期の海軍の食事に取り入れられ人気メニューとなり現代に引き継がれてきました。
家庭料理としてのカレーライスは、兵隊さん達によって、全国に広められたと言われています。海軍と共に歩んだ街横須賀は、全国にカレーを発信した街であると考えています。そして、明治時代に食べられていたカレ−ライスを現代に蘇らせ、ここ横須賀から全国に向け発信をしています。






駅前には海が広がっていました。
タイガー&ドラゴンを思い出してしまいます。




イージス艦?
イージスと聞くと、昔遊んでいたRPGで、最終決戦に向かうあたりでゲットできる
防御力の高い盾を思い浮かべてしまいます。







ヴェルニー公園です。

ヴェルニー公園
海とバラと軍艦の見える公園

幕末期に横須賀製鉄所の建設に尽力し、横須賀発展の基盤をつくったフランス人技師ヴェルニーと、時の勘定奉行小栗上野介忠順の功績を称えた胸像などがあるフランス庭園様式を取り入れた公園です。フランスの品種を中心としたバラが彩りを添え、横須賀本港を一望できる公園として、市民に親しまれています。



 


小栗上野介忠順(1827〜1868)


日本初の遣米使節をつとめ、外国奉行や勘定奉行など徳川幕府末期の要職を歴任し、フランス支援のもと横須賀製鉄所(造船所)建設を推進した。

軍制の改革、フランス語学校の設立など日本の近代化に大きく貢献したが、大政奉還後に徹底抗戦を主張したため役職を解かれ、領地の上野国権田村(群馬県倉渕村)で官軍により斬首された。

小栗上野介の妻が、幕末の動乱期に会津に身を寄せ、
上野介の子どもを出産するなどしたそうです。
会津にゆかりのある方です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても、相手を官軍と呼ぶことは、こちらを賊軍と言っているに等しいのになあ。
決してそうではないのですから、安易に官軍表記はすべきではないと思います。

会津では、幕府軍と相対した存在を、「幼帝を擁した偽りの官軍」という意味で「官賊」と呼ぶことはあったようですね。
言い得て妙。





 

JR横須賀駅駅からどぶ板通りを抜け、結構歩きました。
先ほどのカモメが居る店に到着しました。
横須賀海軍カレー本舗です。





海軍カレーは和牛もしくはチキンが選べました。
私はチキンにしてみました。

牛乳とサラダと、刻んだ薬味がセットでした。





辛くなくて、給食のカレーという感じがしました。
おいしくいただきました(^^)
牛乳とカレーって合いますね。



このレストランの1階は、カレーのレトルトなどのお土産が売っていたのですが、
その一角に会津特産品コーナーがあって驚きました。

そういえば、若松の七日町にある会津ブランド館には横須賀のコーナーがありました。
なるほどね。友好都市だし。

という訳で、会津若松でも「横須賀海軍カレー」のレトルトが買えますよ。
味わってみてください。


次へ