五郎兵衛飴本舗
ごろべえあめほんぽ
会津のお殿様や白虎隊もなめた本ものの飴。
ソフトな飴です。
※解説文は同封されていたパンフレットより。
五郎兵衛飴のあらまし 昭和28年頃、当時「新平家物語」を執筆中の吉川英治先生より、我が家に伝わる武蔵坊弁慶自筆の賞状について問い合わせを受けて、その問いにお答えした事があります。 この弁慶の賞状というのは、源義経公が兄頼朝に京都を追われた「後の平泉落ち」の途中次我が家に立ち寄り飴を所望された際、その代金の借証文として残したものと伝えられ、文治4年(1189)午4月2日と記録されています。 我が家の宗祖(系図書によれば)前九年の役に「源頼義」八幡太郎義家に随い下向し土着したものとされ、飴練を業としたのは治承年間と伝えられるが、これは別説もあり詳かではない。しかし弁慶の賞状を受けてからも凡そ800年に及ぶもので、一寸、他に類を見ぬ伝統を有すものとして誇りうる事実でもあります。 その間、国主蒲生氏郷公より御用商として御判板と称する焼印の判板12枚を賜り、続いて代々の国守諸公を経て会津藩主松平公の御用達を受けたまわり、戊辰の際まで続いたもので、蒲生公、松平公共に我が家の飴を携帯食料の一部に供されたものと思われ、有名な白虎隊もこれを携行して戦いに臨んだことは史実に明らかで又殿中徒然のままに食されたと思われる殿中飴と称する物も現存しております。 明治以後は博覧会、共進会にも毎回表彰を受け、各宮家や著名人各位の御愛顧を賜って居り、正月、縁日、お日市等には欠かさず店を張り、商いを致して居りましたので、広く庶民に親しまれ愛されている次第です。 五郎兵衛飴の原料は、会津産優良白糯米を麦芽糖化に依って製造するもので、現在、大半を占める澱粉飴と異なり、滋養に富み、また品質良好で舌ざわりの良い事は医学的にも、また好食家各位にもすでに認められているものであります。 よろしく御試用の上尚御好評賜らん事御願い申上げます。 38代目 五郎兵衛 全国発送、市内配達賜ります。 |
駅前のサティに買い物に行ったついでに 寄ってみました。 通り過ぎてしまいそうでしたが 電柱に看板が出ていたので気付くことが出来ました。 |
では店内へ。 |
これが、買える飴の一番小さい単位です。 6個入りで310円です。 |
もち米9割と麦芽1割だけで造った 我家自慢の飴です。 水あめも販売されていました。 壷に入っていてカッコイイ。 店のおじさん(おそらく38代五郎兵衛さん)にお尋ねしたら この水あめの水分を飛ばしたものが飴なんだそうです。 |
買ったものを広げてみました。 飴6個、弁慶の浮世絵、解説文の書かれた紙が入っていました。 |
5cm四方。 |
めくったら、また解説文が。 これなら、お土産に買っていって1個づつ配っても 有難味を感じつつ食べてもらえますね(笑) 五郎兵衛飴は会津のお殿様も白虎隊もなめた本ものの飴、 まろく、ふくよかな甘さは飴の王様です。 会津の古い伝統の味を楽しんで下さい。 文治年間 創業800年 五郎兵衛飴本舗 電話 22−3686 ※いたずら等があると困るので、本気で欲しい人は ご自分で会津若松市の市外局番をお調べください。 |
さらにめくります。 ビニールかと思ったら、オブラートでした。 |
甘くて旨いです(^^) 柔らかいです。 甘さと香りがいいかんじ。 砂糖を使っておらず、麦芽糖のみの甘さなんですよね? 思ったよりずっと甘くて、そして甘すぎないです。 結構好きかも。 これ、お土産にいいですよ。 駅から近いし。 ひとつひとつ配りやすいし 解説もついているし 安いし。 オススメ |