鎮守森古墳
ちんじゅもりこふん


保存状態が大変良好で、築かれた当時の姿を今に伝えている古墳です。





亀ヶ森古墳の隣にある鎮守森古墳に、徒歩で移動します。
何やらラブリーな標識が。
こういう感性って好きです(笑)







先ほど見学した亀ヶ森古墳の前方部です。
現代の墓地になっているそうです。だから六地蔵です。
六地蔵に桜・・・昔話の雰囲気です。

そうそう、私は地蔵を見ると必ず手をあわせることにしています。
だって、どこに落ちても助けてくれるんですもん。
祖母の真似をして、「じぞさまじぞさまよくあそばせてくなんしょ」と唱えます。
ここでいう「あそび」は、民俗学的に言えば「神アソビ」の事なのだそうです。







史跡 亀ヶ森・鎮守森古墳

・国史跡指定 昭和51年5月6日
・指定面積 31,110.29u

亀ヶ森古墳
は、墳丘の全長が約127mで、東北第2の規模を誇る前方後円墳です。後円墳は3段築成で、葺石がみられます。出土した壷型埴輪円筒埴輪から、4世紀後半の築造と考えられています。

鎮守森古墳は、墳丘の全長が55メートルの前方後方墳です。墳丘とほぼ相似形の周堀があるのが確認されました。出土した二重口縁壷から、4世紀中頃の築造と考えられています。

町では、古墳の恒久的保存と郷土学習の場としての史跡公園整備をめざして、史跡の公有化事業をすすめています。

会津坂下町教育委員会

あれ?さっき亀ヶ森古墳に建っていたキャプションとちょっと内容が違いますね。

壷型埴輪と円筒埴輪ですが、偶然私が作った拙いミニチュアがありますので、参考程度に写真を貼ってみます。

 

左が壷型埴輪。右が円筒埴輪。
円筒埴輪は、壷型埴輪と合体させると特殊器台になります。

※これが鎮守森古墳出土埴輪と同系という訳ではありませんのでご注意ください。
あくまでイメージです、イメージ。








この解説板ですが、建っている位置が変更になったと思われます。
この解説板が本来示している「現在地」は左側の小さい赤点ですが
本当は天地逆さまにした中央部だと思います。

この解説板が建っているのは、前方と後方のつなぎ目の、くびれたあたりだと思うのです。






後方部です。








前方部です。







グルーっと回り込むと、先ほどの亀ヶ森古墳のように階段が。
後方部には、やはり小さい社が建てられています。
八幡神社だそうです。







帰り道にはトーマスが佇んでいました。







桜の蕾。



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