2005.10.17
初秋の鶴ヶ城
徒歩で鶴ヶ城を通り抜けました。
久しぶりに北出丸から入城しました。 ぐるりと壕の周りを歩きます。 向こうに見えるのは二の丸テニスコートのはずです。 石垣と青空です。 光と影が良い感じです。 石垣と壕と、紅葉する蔦 大腰掛です。ここ、紅葉すると非常に綺麗なのです。楽しみです。 見事な蜘蛛の巣です。 会津藩士・遠藤敬止さんの碑です。 遠藤さんが私財を投じて鶴ヶ城の敷地を西軍より買い取り、会津松平家に献上したお蔭で、ここ鶴ヶ城は昔日を偲ぶ事が出来る史跡となりました。 私は、此処を通る度に遠藤さんに心の中でお礼を言う事にしています。 遠藤さんが居なかったら、鶴ヶ城は今どんな状態になっていた事やら・・・。 武徳殿では、学生が剣道の稽古をしていました。 椿坂を横から撮影しています。 かつて、この石垣の上には、瓦屋根の城壁土塀(しとみ)があったそうです。 それにより、ここを通過する藩士の人数を敵に知られないようになっていたそうです。 ここを通って本丸へ向かいます。 椿坂の階段は、傷まないように保護されています。 でも、私が幼い時には石が剥き出しだった気がします。 この覆われた道はかつては踏むとフワフワして、「こんなの出来たんだ〜」と思った事が強く印象に残っているからです。 史跡が痛むくらいなら、覆って正解です。 太鼓門です。実際の門は失われていて残念です。いつか復元して欲しいです。 天守閣が見えてきました。 太鼓門の武者走は相変わらず格好良いです。 逆光です。 青空と天守閣。 実は大盛況です。 帯郭を東に歩いていきます。 日光が眩しいです。 廊下橋と扇の勾配。 廊下橋とトンボ。 二の丸テニスコートから本丸方面をのぞむ。 壕の水の際に丸い物がぽつぽつぽつと並んでいます。 実はカルガモです。 野鳥に詳しい方に「何故壕の際に?」と聞いたところ、 「常に泳いでいる訳にはいかないから、浅い所で休んでいるんだろ。足は着いていると思う」とのこと。確かに、足は水底に着いて居そうな感じがします。 ヒー!幼児が井戸に! 塞いであるから落ちたりはしませんが、城内の井戸には無礼な真似をしないほうが良いと思いますよ。大人になったら分かるかな。 ※戊辰戦争で篭城中に、小田山からの砲撃で亡くなった方々を埋葬するスペースが無くなり、 井戸に遺体を入れていたのです。 最近の幼児は、カートに乗せられて移動するようです。 画期的です。 二の丸と三の丸の間にある堀です。 戻る |