会津五桜
伊佐須美神社の薄墨桜
2005.4.28
伊佐須美神社です。 今年こそは会津五桜をコンプリートしてみようと思っています。 立派ですてきです。
崇神天皇が、四人の将軍を全国に派遣しました。 四人のうちの2人、父・大毘古命は北陸道に、 子・建沼河別命は東山道に派遣され、 父子が出会ったのがここ、相津(会津)であるということです。 立派な門です。 右側におられるのが大毘古命、左側におられるのが建沼河別命です。 参拝の前には、必ず手と口を清めましょう。 穢れたままでは神様に失礼に当たります。 椿が浮かんでいて綺麗です。 白とピンクがラブリーです。 まず、きちんとお参りしてから撮影しました。 会津五桜のひとつ、薄墨桜です。 神社の方によれば「昨日から咲き始めて、今日は2分咲きだね」との事でした。 白とピンクの中に、かすかにグレーを感じる気がします。 そこが薄墨なのでしょう。 根元もバランス良く枝分かれしていて綺麗です。
先ほどの撮影ポイントの逆側から。 薄墨桜の根元に、鶏が群れています。 神社の人に聞いてみたところ 「飼っている訳ではありませんが、面倒はみています。 勝手に置いていった(捨てていった?)人たちがいるのです。 これもご縁ですから。」とのこと。 私が随分と小さい時の写真にも、ここの鶏が一緒に写っているのです。 いつからのご縁なのか気になります。この鶏は何代目かな? 「私は鶏ですよ」 という顔で、毛色の違う鳥が混ざっていました。 アンタ鶏じゃないよね?全身がフワフワしてるよ。 ほっぺたの一部も青いよ。 鶏の雌はこれなので、あの鳥とは姿が全く異なります。 鳥類(野鳥専門)に詳しい方に聞いたところ、 「家禽には詳しくないんだけど、体つきは鶏だね、きっと色々混ざっていると思う」とのこと。 そういえば境内で孔雀を飼ってるんですよね〜。 ほっぺの青い色を見ると「孔雀も混ざっていたりして?」と思ってしまいます。 でも孔雀の身体はもっとずっと大きいしなあ。 ※鶏と孔雀は交配可能だそうです。 ヒヨコはケージに保護されていました。 雌鳥の背中に乗ったり、腹の下に隠れたりしていました。 ラブリーです。 鶏が社務所の中に向って「コケコッコー」と言っていました。 境内の枝垂れ桜が光に透けて、かなり綺麗でした。 猫が微妙な位置で寝ていました。 落ちないようにね。 本殿の裏側に回ってみました。 誰も居ませんが、荒れていないのできちんと手入れされているようです。 裏側なのに、桜が沢山咲いていました。 なんていうか、伊佐須美神社には神様が居ますよ。 ちょっとした所に神聖さを感じます。本当に。 鳥居と、立派な木。 鳥居をくぐって、あやめ園に向ってみます。 へ〜、伊佐須美神社はアヤメだけではなくて、桜の木も多いのですね。 薄墨桜は有名でしたが、あまり「桜の名所」というイメージはありませんでした。 これは「名所」って言っても良いと思います。 アヤメは葉っぱが伸びてきています。 花が楽しみです。 アヤメ園を通り抜け、伊佐須美神社のもうひとつの御神木 神代桜(かみよさくら)です。 こちらも、薄墨桜と同じく樹齢600年ほどだそうです。 花をアップで。 ソメイヨシノは散り始めていますが、神代桜は満開です。 朽ちた枝の様子から推測するに、 かつてはさぞ立派な姿だったのでしょうね〜。 ソメイヨシノはどんどん散っていきます。 雪が降ったように見えます。 池には花びらが浮かんでいます。 ミシシッピアカミミガメがくつろいでいました。 外来種なので、自然に放すと生態系が壊れます。 夜店で買ったミドリガメは川に捨てたりせず、責任をもって飼いましょう。 お父さんに抱かれた子供が、鯉にえさを与えていました。 鯉が鯉の上に乗り、すごいことになっています。 子供が鯉に食われるのではないかと思うほどの迫力でした。 ぎゃー!どんどんやってくる! コワイヨー! 池の鯉が全て、子供の所に集結してきます。 鯉が集結してくる様を遠めに眺めつつ、東屋で休憩します。 外で食べるなら、クリーム系よりアイスボックス系が好きです。 池に注ぐ水です。 アヤメの時期しか来た事がありませんでしたが、 桜もこんなに沢山咲いているとは思いませんでした。 散り際の桜です。 桜吹雪が舞います。 水面の花びら。 アヤメも楽しみです。 伊佐須美神社の東側を流れる宮川沿いには 桜が植えられています。 宮川。 では、次の会津五桜「杉の糸桜」を見に行くことにします。 戻る |