太夫桜
2005.4.27
太夫桜は、白虎隊自刃の地として有名な飯盛山にあります。 この、階段のある道がメインのように思われていますが、私はここは通りません。 何故なら、北側にあるこの細い道が、昔からある厳島神社への参道だからです。 あの階段のある道は新しいから。 白虎隊伝承史学館を右手に、登っていきます。 しばらく登ると、右側に太夫桜が見えてきます。 奥にあるのが白虎隊記念館です。 満開です。散ってもいません。今日が最高の日です。
昭和57年の時に高さが13mということは、今はもっと高いのでしょうね。 うーん、まさに満開です。 黒い幹と白い花のコントラストが良いですね。 厳島神社へ向います。 他所の地域はどうなのか分かりませんが、 会津ではいたる所に普通に桜の木が沢山植えてあるので、 有名ではない場所も桜が綺麗です。 本参道です。 こちらが本来の道です。 白虎隊士が潜った洞穴も、今はコンクリートで塗り固められ、 昔日はあまり偲べないようです。 猪苗代湖の水が、会津若松市内を潤します。 厳島神社は、立派なご神木に挟まれています。
日本で唯一、二重螺旋状の建物「さざえ堂」です。
400円で中に入ることができます。 スロープ状の参道を登りきり、白虎隊士の墓前へ向います。 白虎隊士中二番隊の一部(19名)の皆さん、お久しぶりです。 つい一昨日、白虎隊慰霊祭が行なわれたので、榊が供えてありました。 ※白虎隊士は神式で埋葬されています。 お参りの際は柏手を打ってください。 白虎隊士中二番隊の一人、飯沼貞雄(幼名:貞吉)さんのお墓です。 そういえば、幕末には我家とお向かいさん同士だった事を知ってから 初めてお参りしました。 心の中で自己紹介をしてみました。 貞雄さんの詠んだ歌は、かなり好きです。 「日の御子の 御影仰ぎて若櫻 散りての後も 春を知るらむ」 朝敵の汚名を着せられて、さぞ辛かった事でしょう。 お腹がすきましたが、今日は会津五桜のひとつ、石部桜を見にいくのです。 いただきものの将門煎餅を兵糧代わりにします。 石部桜の近くには市営駐車場がありますが、混雑している事が予想されるので 飯盛山から滝沢本陣を通り抜け、歩いていくことにします。 健脚なので、このくらいの距離は何てことはありません。 駐車待ちをするより数倍良いです。 戻る |