新鶴村 米沢の千歳桜

※山形県米沢市ではありません。
福島県の新鶴村です。





会津五桜の「虎の尾桜」がある会津高田町の法用寺を北上し、
新鶴村の「米沢の千歳桜」に向います。

道路の左側にあるはず・・・と思ったら、遠くにぽつんと、
田んぼの真中に桜がありますよ。きっとあれです。







やっぱりそうでした。
うーん、曇りで残念。








県指定天然記念物
米沢の千歳ザクラ

幹周り10.5m
根周り11m
樹高14m
東西19.3m
南北18メートルに傘状にひろがる
幹南下部に空洞がある。

この古樹は樹齢700年を数えるベニヒガンザクラである。花色は濃紅色で、4月中旬頃咲きそろうので、別名を「種蒔き桜」とも呼ばれている。文永10年(1273)富塚伊賀守 盛勝公が、千歳という女性のみまかりたるを悲しみ、供養してこの桜を植えたものと伝えられる。千歳(幼名)とは江川長者の娘・常姫という伝説もあるが詳ではない。
付近に、供養壇、経塚等の地名がある。

千歳桜に左の歌詞がある。

萬代の 春をかけても 薫らまし 千歳櫻の にはかきらで

宮中御歌会講頌従三位 男爵 金子有仰

昭和33年8月 福島県指定天然記念物
昭和58年2月 福島県緑の文化財登録

新鶴村教育委員会


この盛勝さんと常姫さんって、法用寺の「虎の尾桜」の時も出てきましたよね。
ページの下の方に、千歳桜の記述があります。









木の周囲が、かなり遠い所からぐるりと囲まれています。










それでは一周してみましょう。








この角度がフサッとしていて良いかも。
結構、見に来る人も多いです。








ああ、光が足りないうえ、かなり風が強いのでブレる・・・。










花は濃いピンク色です。小彼岸桜のようです。









実は、桜は散り初めています。
でも、これだけ花が残っていれば、間に合ったという事ですね。











綺麗に耕された畑に散る花びらです。
千歳桜の周りでは、農家の方々が作業しています。











千歳桜の花びら。








果樹園の花も観賞用並みに綺麗です。


それでは、まだ明るいので
前回は2分咲きだった伊佐須美神社の薄墨桜を見に行ってみることにします。


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