2005.4.30

鶴ヶ城・散華


今年の桜も、最後まで見届ける事ができました。





二の丸を北上します。
満開に見えますが、散り始めています。







地面は花弁の絨毯になっています。








二の丸から桜越しに廊下橋です。







小彼岸桜は、ソメイヨシノより一足早く咲く為、
散るのもソメイヨシノより早いです。








上も下も桜です。









夕日と散華。







三の丸から二の丸へ。







二の丸から廊下橋です。









うわあ、散った花弁が壕の水に浮かんでいます。
「さくらクリーム」という印象を受けました。

きっと、アイスクリームを水に入れたら、こんな風になるに違い無いです。









墨流しのようです。








散っているはずですが、桜全体のボリュームはまだまだあります。








さくさく進んで、西側の帯郭です。
今日が、桜が綺麗な最終日だろうなあ。









夕日と鶴ヶ城。








ここをずっと進むと、西出丸に行く事ができます。







ですが、西出丸はルート的に管轄外なので行きません。
再度、夕日を浴びる天守閣。









本丸内をぐるりと歩きます。
茶室「麟閣」も雰囲気が良いです。







月見櫓付近より。
微妙な暗さです。







一気に日が沈んだように見えますが、特に何もしていません。










会津藩家老・萱野権兵衛さんの碑。









さくらクリームが移動しています。








ライトアップが始まりました。









風が強いです。
花弁がバンバン舞い散ります。勿体無いくらいです。
写真は、ライトアップされている所だけ目立っていますが、
光が当たっていない所でも同様に散っています。









フラッシュをたくと、散華はこんな感じに写ります。









二の丸から堀を覗き込んでいます。

物凄い勢いで花が散って、風に舞っているのですが、
写真には上手く写らないものですね。








廊下橋から見ていたら、堀に沿って植えられている桜の下側から風が吹き付け、
花弁が一気に散り、大量の花弁がその風に乗ってクルクルと天に吸い込まれて行ったのは
素晴らしかったなあ。

久しぶりに感動しました。
満開の桜を見るより感動しました。

もしかしたら、今回の桜のシーズンで最も心を揺さぶられたかもしれません。

もう一度見たいと思って、廊下橋の上でしばらく待ってみましたが、
2度と見られませんでした。









二の丸から堀を覗き込んでいる格好で撮影しています。
桜の花弁は、堀に落ちていくのではなく、二の丸に向って吹き上げてきます。
見ていて飽きる事がありません。去り難いです。

散華の具合で言ったら、本丸よりも、ここ二の丸の堀沿いが最も素晴らしかったと思います。

※そして、顔にバシバシと花弁が当たります。



今年も最後まで鶴ヶ城の桜を満喫できて良かったです。


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