会津五桜 杉の糸桜

2005.4.28





去年は蕾だったので、今年は満開を見たいと思い、やって来ました。

お、ソメイヨシノはいい感じに満開です。
杉の糸桜も楽しみです。









もう陽射しが夕暮れの雰囲気です。










いい感じです。きっと満開ですよ。
この写真、昔話のような雰囲気で気に入っています。







ガーン。
満開の時期は過ぎていました。

でもまあ、枝垂れ桜は、葉桜になっても綺麗ですよね。
満開の姿も想像できます。








杉の糸桜の花は、ソメイヨシノより小振りです。









夕日を浴びる杉の糸桜。









実は、枝垂れ桜は3本あって、どれが杉の糸桜なのか、
それとも3本とも杉の糸桜なのか良く分かりません。

きっと増えたり増やしたりして、3本を総称してそう呼ぶのだろうと思いました。

おばーちゃん達が記念撮影をしていました。
(人物はもっとカメラの手前にしたほうが良いと思うなあ・・・。)









県指定重要文化財
木造阿弥陀如来坐像
平成5年3月23日指定

薬王寺本尊。桧材寄木造。像高67.5cm。玉眼。
目鼻立ちの過不足のない彫り口、広くあけた胸、ゆとりある形姿などに構想力が認められる。また、やや猫背の形相には、運慶の作風を汲んでいる特色が認められ、太い衣文線のたっぷりした彫法とあわせ、13世紀中頃の中央の作例であることをうかがわせる。

町指定重要文化財
木造薬師如来坐像
昭和52年3月5日指定

薬師堂本尊。桂材一木造。像高68cm。彫眼。
切れ長な目尻や高い肉髻、胸のわずかな張り、膝の低さなど、全容が美しく調和している。また、左肩から腹部に流れる衣文の彫刻は浅く流麗で、藤原様式は残っているが相貌の引き締まっている点から鎌倉時代の造立と考えられる。

町指定天然記念物
杉の糸桜
昭和49年2月11日指定

枝垂桜のエドヒガンザクラの一種で、幹の太さ3.2m、樹の高さ6m、花はやや白色。新編会津風土記によれば、天正年中(1573〜1590年)に植えられた二株のうちの一株という。その華麗さはつとに有名で、会津五桜の一に数えられている。

会津坂下町教育委員会







杉村薬師堂とソメイヨシノ。







六地蔵とソメイヨシノ。
うーん、ソメイヨシノは文句なく満開なのになあ。
枝垂れ桜の方が早く咲くのかあ。








先ほど登ってきた所を上から眺めます。
杉の糸桜は満開を逃してしまいましたが、ソメイヨシノが見事でした。








ぜんまいを採っていた方に写真を撮らせてもらいました。
友人が「ぜんまいの綿ってどんな風に付いているのか分からない」と言っていたからです。

昔は、このぜんまいに付いている綿を紡いで、着物を作ったりもしたそうです。
私も昔、親戚一同で山菜採りをした際は、綿を取ったり、天日干しの際に揉んだり等の手伝いをしたものです。

ぜんまいって、こごみと違って食べられるようになるまでの加工が
非常に大変で手間がかかるのです。高級食材です。









こごみが成長しちゃったやつ。
もう食べごろではありません。








カタクリも沢山咲いていました。








夕日を背に、杉の糸桜を後にします。


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