鶴ヶ城さくら祭(第21回)
宵宮




祭りだというのでフラリと寄ってみました。
詳細はこちら。

梅の木がある帯郭のあたりで、数名の方々が太鼓を叩いている音が聞こえてきました。







流石に4月ともなると日が長いです。
久しぶりにソフトを食べてみました。








宵宮なので、神輿は一つだけです。
二の丸から出発し、本丸に向ってきます。

←北







神輿が近付いてきました。
「ワッショイワッショイ」とイナセな感じです。









私が知る限り、会津では、イナセな感じで神輿を担ぐ事はしないと思います。

するとしたら、他地域からの影響を受けたごく最近の事なのではと思います。
(きちんと調べた訳ではないので断言できませんが)

神社の祭礼で、神様がお乗りになった神輿が担がれていくのは良く見かけますが、「ワッショイワッショイ」のような感じではありません。静かで厳粛な感じです。例えば、会津高田の御田植え祭りとか。

・・・・・・・・・・・・・・

そうそう、この写真に写っている神輿には、どこの神様が乗っておられるのだろう?と思ったので、法被を来た人に聞いてみました。

「分かりません・・・」

だそうです(^^;
どなたが乗っておられるのかも分からない神輿を担ぐ意味ってあるのでしょうか?
それとも、からっぽの神輿なのでしょうか?「神の輿」なのに?

「会津って神輿よりも山車がメインだよね」と話しながら歩いていたら、法被を着た別のおじさんが「俺たちは江戸っ子だよ、東京からわざわざ来たんだ」と話し掛けてきました。
じゃあ、東京の神様が乗っているのでしょうか・・・?


明日はもっと沢山の神輿が出るようですが、どちらの神様が乗っておられるのか気になります。ぶっちゃけ、最低限、会津に関係無くても、神様が乗っておられるなら個人的にオッケーです。カラッポだったら問題だと思っています。

祭りというのは、単に「ワッショイワッショイ」ではなく、神様に神輿に乗っていただき、その神様の管轄下にある土地をご覧いただくというのが本来の主旨だと思うので、そういうのは大切にして欲しいものです。

郡山の友人によれば、「郡山には盛大な神輿の祭りがあって賑やかで楽しいですよ。テキ屋も一杯だし。他地域からの神輿も多数参加していますが、その神社の神輿ではないので、神社の中には入れないのですよ」と言っていました。
きちんとしているなあ。







石垣には蝋燭が飾られています。
石垣に登って、上から神輿を見ている人たちもいます。

神輿は右端に居ます。






そんなこんなで帰路につきます。






鶴ヶ城の南口付近です。
ここ、桜が咲くととても綺麗なんですよ。

あ、そういえば「さくら祭り」と言いながら、桜が咲いていなかったのですね。
天候に左右されるまつりは難しいですね。







花は盛りに・・・。




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