日本の音フェスティバル
in会津
2日目
会場は、鶴ヶ城本丸と南走長屋です。
今日も、昨日に引き続き雨です。 楽器の製作実演です。 テントの下では、「楽器に触れよう」が行なわれていました。 写真だけ見ると地味なようですけど、個人的には大満足です。 筑前琵琶、薩摩琵琶、尺八、笛、箏を実際に触って音を出して見ることができました。 面白かったです。 走長屋はイベント会場として無料開放されています。 雨だな〜。 では、城の中へ。 新しい展示のポスターです。かっこいいです。 そのうち見に来ようと思います。 南走長屋はこんな感じの体験コーナーになっていました。 最も気に入ったのが笙です。 音が良いじゃないですか〜。パイプオルガンのようです。 笙のみ単独で音を聞く機会って無いですけど、いいなあ。 篳篥は無理です。クラリネットのようにリードがついていますが、 クラリネットよりも音を出すのが難しいです。 竜笛は写真を撮り忘れました。 神楽笛やフルートができるので、竜笛も何となくできますが、ちょっと無理。 穴が大きすぎるので指で塞がらない・・・。 うわあ、虚無僧だ!! 被っていいそうなので、被ってみます。 虚無僧の目線。結構よく見えます。 虚無僧セットも展示されていました。
冷静なツッコミがステキです。
へー、これで音がでるのかあ。 皆様もお試しあれ。 乾飯櫓では三味線体験ができました。 「楽器に触れよう」は16時撤収作業開始だったようで、今はその直前でした。 だからでしょうか、プロの方々が最後にソーランロックを演奏して聞かせてくれました。 乾飯櫓を出たら虚無僧が!!かっこいい。 写真をとらせてもらいました(^^) ずっと以前の「探偵ナイトスクープ」の依頼で 「お父さんが週末になると虚無僧になってしまうので、何とかして下さい」 という内容のものが面白かったなあ。 こっそり虚無僧の父親の跡をついていったり、自分も虚無僧になってみたりして、結局 「週末にオカマになる訳じゃないんだから、見逃してやれ」みたいな内容でした。 別にいいと思うんですけどね、週末に虚無僧(笑) スタンプラリーとクイズを解いたら、あかべえのキーホルダーをもらいました。 太鼓のスペースで、木札をもらいました。 本丸御殿があった場所にセッティングされているステージです。 下居合の獅子団です。雨が上がったので良かったです。 そうそう、雨が降ったので、廊下橋での彼岸獅子は中止になってしまったのですよ。 残念。 ステージ上の写真撮影は禁止だそうですが、彼岸獅子は大丈夫だよなあ。 毎年、彼岸獅子はダメだなんて言われた事がありません。 彼岸獅子以外の何かがダメだから、全てダメにしていると思うのです。 という訳で、彼岸獅子だけは撮影してしまいました。 弓くぐりです。 うーん、彼岸獅子を、あらゆるイベントでやってしまうと、ちょっと食傷気味だなあ。 本来の、春彼岸だけで良いと思うんだけどなあ。 まあ、本丸に居るかもしれない、見えない方々が喜んでいるかもしれないから、良しとしておきます。 天寧寺の獅子団です。踊りにキレがあります。 「会津獅子神踏花」の踊りが披露されました。餅を撒いたので当然ゲットです。 さて、ここで友人が悲しんでいました。 これは「岩手県の中野七頭舞のパクリだ」と。 「これは神に奉げる神楽なのに、全く意味の無いものになっている。 神様にささげる七つの物を持っていなければならないのに、ただの棒になっている。 踊りだけ真似ているなんて、サッパリ意味が分からない。衣装も変。」だそうです。 せめて「岩手県の中野七頭舞からヒントを得た創作舞踊です」とか言ってくれればまだ良いのに、それさえも無いとは失礼だ。テンポも遅いし、もういやだ。何?あのマトイは。意味不明。 つまり、私がよく「白虎隊剣舞は亡き白虎隊にのみ奉げろ、彼岸獅子は彼岸だけにしてくれ。」と言っているのと似ていますね? 「そんな感じかも。でもそっちのほうがマシ。剣舞会や獅子団とか、やっているのは『本物』じゃないですか。」 つまり、物事には全て意味があり、その意味も分からずに形だけ真似たりするのは 全く意味が無い無礼な行為だ、という事です。 ・・・「良いとこ取り」にもなっていないそうですよ(^^; ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鶴ヶ城太鼓若駒会に続き、安兵衛太鼓の演奏です。 「やすべえ」と衣装に書いてあります。 「やすべえ・・・坂下って事は、赤穂浪士の堀部安兵衛のことですよね?」 「説明入れてあげればいいのに。普通、分からないって(^^;」 ※堀部安兵衛は会津坂下町で生誕し、幼少時を過ごしています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その他、昼間の「酒蔵コンサート」に出演していた方々が参加し、それぞれ演奏しました。 南部杜氏の方々が4曲歌ってくれましたが、そのうちの最後の曲があの曲でしたよ!! 「名倉山は会津の銘酒」のCMで流れる歌ですよ!! 「はあ〜、良い酒〜、良い酒」ってやつ。 昔からから流れているCMで、杜氏達が酒樽をかき混ぜている、あのCMですよ。 幼少時、風呂場でお湯をかき混ぜながらその歌を歌いました。親に大ウケした記憶も鮮明です。 多分ね、もう仕込みが終わった歌なんですよ。検索してみた結果、「留仕込唄」だと思います。 あー、長年の疑問が晴れてよかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ NHKの「にほんごであそぼう」のおおたか静流さんは歌を歌ってくれました。 会津出身のフラメンコダンサー唐橋良枝さんも情熱的な踊りを見せてくれました。 午後6時に終わるはずでしたか、押しも押したり7:20。 雨がザアザア降っています。フィナーレです。彼岸獅子を始めとして、ここに残っている全てのアーティストがステージに上り、会津磐梯山をやってくれました。 雨に難儀しましたが、地方都市の会津でこれだけの事をやってくれれば大満足です。 惜しむらくは、雨と広報不足ナリ。 雨がザアザアです。帰路につきます。 帯郭です。あ、雨も上がってきました・・・今頃(^^;。 家に着いたら、20:00に花火が上がったようで、バンバンと音が聞こえてきました。 ええ〜、コンサートが終わった時にやってくれれば良かったのに。 戻る |