日本の音フェスティバル2005
in会津
行ってきました。 和楽器をひいて、ふいて、たたいて、聞こう! 楽しみ方は自由自在! だそうです。 実は、今日は「夏の絵ろうそく祭り」だから、フラリと鶴ヶ城に寄ったのです。 しかし、実は雨がザアザアと降っています。 絵ろうそくも消えるだろうし、中止かなあ。 そうしたら、雅楽が聞こえてきました。「帯郭の稲荷神社でテープの演奏でも流しているのだろう」と思っていたら、本丸での生演奏だったので驚きました。 「絵ろうそくだけじゃなくて、何かイベントやってるの?」 途中で会った友人たちもサッパリ状況が掴めない様子です。 「会津」のTシャツを着た人に質問したら、パンフレットをくれました。 ふーん、日本の音フェスティバルかあ。全く知りませんでした。広報が下手だな〜。 私の友人知人も「絵ろうそくの事は知っていたけど、このイベントの事は全く知らなかった」と言っています。 地元の催しなのですから、普通に生活していても、こういう情報が入ってくるような広報をお願いしたいものです。 せっかくお金と人が動いているのに、広報不足で人が来ないんじゃあ、 勿体無いじゃないですか。 絵ろうそくまつりはといえば、こんな感じです。 まだ空がちょっと明るいです。 本丸にはステージが設置されています。 しかし、予想外の大雨だったようで、ステージの雨対策が不十分だったようです。 という訳で、本来はステージで演奏するはずだったのですが、仮設テントでの演奏です。 ステージでは音響をきちんとセッティングしたそうですが、それもパアです。 演奏者も聴衆も残念です。 聴衆も仮設テントにギュウギュウです。 幸い、最前列の人が席を立ったので、そこに座る事が出来、間近で生演奏を聞く事ができましたが、音響設備が全く無い演奏会になりましたから、後の席の人は聞こえなかったんじゃないかな〜(^^; 写真撮影は禁止だったので、写真はありませんが、演目はこんな感じでした。 ※湿気に弱い楽器の準備などを考慮し、演奏順序はパンフレットとは違ったようです。 とりあえず、私が耳で聞いた順番を記載します。 ・笙、篳篥、竜笛 神社のテープ音かと思ったので、聞きに行きませんでした。残念。 ・筑前琵琶 戊辰戦争と会津をテーマにした演奏をしてくれました。 ・三糸(三味線二重奏)、四重奏 パンフレットには二重奏とありましたが、その後に若手のお2人が参加して、四重奏のソーランロックも聞かせてくれました。 ・かりん(25絃筝) 25本も絃があると演奏するのも難しそうです。 竪琴のような軽い綺麗な音でした。弾き語りをしてくれました。 ・薩摩琵琶 三重奏でした。ベオンベオンという音でした。 ・花音(筝、17絃二重奏) よくイメージする形の、13絃の筝の二重奏でした。 その後、17絃の筝との二重奏です。 ・般若帝国(尺八三重奏) 尺八って、かすれたようなシブい音のイメージでしたが、かなりクリアな音で驚きました。バス尺八というか、低音が出る尺八の音が特に気に入りました。 ・太鼓と尺八の合奏 般若帝国との合奏でした。早いテンポで格好良かったです。 それにしても雨が半端じゃなかったです。 全く止みませんでした。 演奏する方も聞くほうも、かなり難儀しましたよ。 楽器の移動も難儀していました。 異国の王族もかくや、という感じです(笑) 雨がザアザアと降っていますが、ラストの演目です。 太鼓と尺八の合奏です。 早いリズムで、かなり格好良かったですよ。 天守閣とかがり火と太鼓と尺八。 手前にステージが見えますよね。 きっとその他の演奏はここでやる予定だったんだろうなあ。 太鼓の音が盛り上がった所で、それにあわせるように花火が上がりました。 本丸内で打ち上げているので、こんなに間近でドンドン上がるのは初めて経験しました。 ・・・戊辰戦争の篭城中は、本丸内にも小田山から大砲が打ち込まれましたから、 こんな雰囲気だったのかなあ、としみじみしてしまいました。 もしかしたら居るかもしれない、見えない方々もびっくりしたかなあ。 ※私のご先祖の1人は、篭城中に城の敷地内で亡くなっているので もしかしたら小田山からの砲撃によるものではないかと思っています。 なので、冗談では語れない気持ちです。 こんな所で打ち上げています。 城に燃え移らないようにお願いしますね。 本郷焼きの蝋燭カバーは完全にドーム型なので、光が四方に広がらず、好きではありません。 しかし、雨の中では消えません。そういう意味では見直しました。 あー、靴の中まで雨でビチョビチョです(^^; フェスティバル2日目へ |