2003年10月

郡山市立美術館で開催されている企画展
「安倍晴明と陰陽道展」に行ってきました。



たちはな亭」ご一行様とご一緒させていただきました。





郡山市立美術館です。
京都とここ福島県郡山市だけの開催です。







美術館よりも博物館好きなので
・・・実は、郡山市美は初めて訪れました。






へえ〜。
凝った造りの建物ですね。






遠近感がステキ。
やっぱり美術館ともなると
展示のレイアウトにもセンスをきらりと
光らせなきゃいけないんでしょうねえ〜。






キモイヨー。







これまた遠近感がステキ。

※写真撮影可のスペースは
ここまでになります。残念。






床に敷いてあります。






これ、欲しがる人が沢山いそうだな〜。







柱にも装飾が。









午後2時から
天社土御門神道本庁長の藤田義仁氏による
講演会がありました。




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私のレポは「写真にコメントをつける」という形式の為、
写真がないと書けません(^^;

「百聞は一見にしかず」と、写真の持つ力に頼っている訳です。

という訳で展示内容に関する詳細なレポはありません。

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感想は・・・「難しくてよく分からなかったけど面白かった」です。

前半の展示は国宝の「御堂関白記」や「辟邪絵」などがあって
素晴らしかったのでしょうけど、私の力量が足りなくて
「へえ〜すごいねえ。」って感じで終わってしまいました(^^;

文字よりは絵の書いてある書籍や巻物を見て楽しみました。


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進むと「戻り橋」の模型があり、そこから先は岡野玲子の原画展でした。

綺麗な絵ですので純粋に楽しめました。

漫画家の原画なんて初めて見ました。
ぢっ・・・と目を凝らすと、ああ、本当に手書きなんだと分かります。

特に透明感のあるカラー原画が綺麗でした。

装束の文様もきちんと描かれていました。
鳥襷とか雲立枠とか三重襷とかイロイロ。

それと、夢枕獏の小説の挿絵も展示されていました。

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さらにしばらく進むと・・・

うわ、装束が〜!
天井から吊ってある〜!!

吊ってあったのは、映画「陰陽師U」の蜜虫の衣裳でした。

近くで見ると・・・非常にチープでした(^^;
素材も仕立ても「全く参考にも勉強にもならない」って感じです。
装束ではなく衣裳ですねこれは。

右には安倍晴明の装束。
白の単仕立ての狩衣。藤立枠で布端はひねってありました。
単は水色でひねってありません。
指貫は濃いブルーに白の八藤。

左には源博雅の装束。
袷の直衣で、紫の七宝に白の鶴丸。
あれ?指貫が無かった気がします。


とまあこんな感じです〜。


ご一緒させていただいた皆様のサイトでも、レポが拝見できますので是非♪

たちはな様の「たちはな亭
五五様の「K u p m o



たちはな様からモデル用の人形を
「永久貸し出し」という事でお借りしました。

(それっていただいた事になるのでは(^^;)

髪が長〜いのです。
すごい。風俗博物館の人形みたい。

その他、私がサイトのどこかで
「スタンドが壊れている」とつぶやいた事にも
お気使いをいただいてしまい・・・

脇の下で支えるタイプのスタンドをいただいてしまいました。

有難く活用させていただきます。

という訳で、早速写真を撮ってみました(^^)


たちはな様より山岸涼子の「日出処の天子」の
「厩戸王子」の装束をリクエストいただきました。
了解です。

平安装束を紐解くには、大陸風の装束についても
調べなければと思っていましたし、丁度良いです。


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